プレMAF療法
自己血清から精製した糖たんぱく質を用いた、
副作用の少ないオーダーメイドの治療法です
- プレMAFの精製 特許第5701587号
- プレMAFの精製 特許第5860401号
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- プレMAF療法
プレMAFとは
自己血清糖タンパク質(プレMAF )を用いたプレMAF療法とは
2つの特許技術から成るがん免疫療法
プレMAF療法は、自分自身が持っている糖タンパク質で自然免疫機能を向上させ、がんなどの病気に対応する治療法です。患者様毎に製造を行う為、個々に合わせたオーダーメイド型となります。プレMAF療法で用いる糖タンパク質「プレMAF」は、モリタのふたつの特許技術※を用いて、血清中に100種類以上含まれている糖タンパク質の中から純度90%以上で精製します。
※特許第 5701587 号(ビタミン D 結合タンパク質に特異的に結合するタンパク質)/特許第 5860401 号(新規 Gc グロブリンガラクトース脱糖体の製造方法)

4つの特徴
01
免疫機能の向上
免疫とは身体を異物から守る為に様々な細胞が働くシステムのことです。中でも重要な役割を担っている細胞の一つにマクロファージがあります。
マクロファージは、自らも非常に強い貪食(直接食べてしまう)作用を持ち、貪食した異物の特徴を他の免疫系細胞に示すことで連携して異物を排除することがわかっています。
がんを患うと本来の免疫機能が低下してしまいますが、プレMAF療法では、糖タンパク質(前駆体)「プレMAF」を投与することでマクロファージを活発にし、免疫力を上げることを目指します。
02
副作用が少ない
患者様自身の血清を使用し製造を行うオーダーメイド型のため、副作用が少なく、患者様の身体的負担を最小限にしながら治療に臨めます。
03
他の治療法との併用が可能
すべての患者様が治療の対象となることが可能です。体内で生成される成分を使用するため、他の治療法の妨げになることは考えにくく、併用が可能です。
04
他の免疫療法に比べて安価
他の治療法との併用もしやすいように、治療に必要な金額を下げる創意工夫をして患者様の経済的な負担を少なくしています。
治療のイメージ
マクロファージ活性化による自身の自然免疫機能を向上させる事、
酸素・栄養の供給血管新生を阻害する事、
この点でがん細胞の増殖等を抑制できるのではないかと考えられる
- 免疫力が正常に機能しているときは…
- 糖タンパク質「プレMAF」が、体内で2段階の反応経てマクロファージを活性化します。マクロファージは、他の免疫細胞と連携して体内に侵入した異物を排除します。

- 免疫がうまく働かなくなると…
- しかし、癌細胞や他のさまざまな要因で、体内での1段階目の反応が上手く進行しない場合があることがわかっています。その結果、免疫系で重要な役割を担っているマクロファージが不活性の状態になってしまい、免疫力が低下してしまいます。

- 精製されたプレMAFを投与
-
免疫抑制状態でも、マクロファージを活性化
糖タンパク質「プレMAF」が、体内で2段階の反応経てマクロファージを活性化します。マクロファージは、他の免疫細胞と連携して体内に侵入した異物を排除します。

治療の流れ
このプレMAF は、皮下投与を 1 週間毎に実施し、10 回投与を 1 クールとしています。
採血・血清分取から投与終了までの約 3.5 ヶ月の治療となります。