プレMAFの技術情報

ヒトPBMC付着細胞分画の貪食能評価
(東京慈恵会医科大学との共同研究結果)

試験方法

健常成人ボランティアよりヘパリン採血で末梢血を約20ml採取した。Ficoll density gradient centrifugation法を用いてPBMCを採取し、無血清RPMI-1640培地に細胞を浮遊させ10cm Petri Dishに植え込んだ。プレMAF(PBMCの由来した同一健常ボランティアのGcより作製)、または、コントロールのPBSをPBMC培養の培地に添加し4時間培養した。その後、温PBSで細胞を洗浄し、浮遊細胞と培地を除いた。
培養した付着細胞分画の貪食能をPhagocytosis Assay Kit (IgG FITC, Cayman) を用いて、IgGでcoatingされた蛍光ビーズを付着細胞に加え90分間培養した。洗浄後、蛍光顕微鏡によりランダムに10視野を撮影した。蛍光顕微鏡写真をWinROOFを用いて解析し、写真に占める蛍光の面積絶対値を求めマクロファージの貪食能として評価した。

試験結果

control

プレMAF 10 ng/ml

プレMAF 30 ng/ml

プレMAF 100 ng/ml

ヒトPBMC付着細胞分画はプレMAF処理により明らかな貪食能の増加が認められ、10ng/mlのプレMAFで最も強い貪食能の増加が認められた。

このサイトをご利用いただくための注意事項です。必ずお読みください。

このサイトでは、日本国内の医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師などの医療関係者を対象に、森田薬品工業株式会社の医療用医薬品開発、治療方法、臨床検査薬等を適正にご使用いただくための情報を提供しています。
国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

トップへ戻る ▲