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2022.01.20研究開発

PCR検査で疾病リスク判断 プレMAFタイプ別評価を準備中

新型コロナウイルスですっかりお馴染みとなった「PCR検査」の一種で、COPDや骨粗鬆症、がん、糖尿病など、さまざまな疾病リスクの可能性を探ることができるようになります。

これまで研究開発してまいりました「自己血清糖タンパク質(プレMAFの前駆体であるGc globulin)」は、糖鎖の形や遺伝子配列において、6つのタイプに分けられる(タイピングできる)ことがわかっています。このGc typeと疾患に対する相関性は「Gc遺伝子多型と疾患感受性」として、現在も海外をベースにさまざまな研究・データ取得がされています。

森田薬品工業ではこれをベースに、将来的には微量採血キットを用いて、患者さまが簡単にタイピング検査できるようになることを目指しています。DNA検査などと比べ、安価で行えるので患者さまの負担軽減にもつながります。

これにより、「将来どのような病気になる可能性があり、どういうことに気をつけた方がいい」ということや、「この薬剤は効果が出やすい、または出にくい可能性がある」などということがわかるようになります。この検査が患者さまのいろいろな治療の選択肢として一つの基準になることを目指し、現在準備を進めているところです。

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